2014年01月23日
Posted by カミロイ人 at
◆2014年01月23日11:51Comment(0)
3月の問題
かなり厳しい寒さが襲ってきているが、皆さん風邪など引かずに過ごせているだろうか?もう少しすれば、「寒中見舞い」の時期だが、1ヵ月先の課題を作るようになっている清玄実用書の会では2月ではなく3月の課題を考えなければならない。
さて、3月に相応しい課題とは何だろう?3月3日は「桃の節句」があり、7日は「消防記念日」、8日は「国際女性デー」、14日は「ホワイトデー」、18日からは「彼岸」、21日は「春分」とある。この中で課題にできそうなのは何だろうと考えてみた。
「桃の節句」は妥当な線だろう。「消防記念日」や「国際女性デー」はどうも内容的に堅苦しくて文章にするのが難しい。
「ホワイトデー」はどうだろうか?この日はバレンタインデーにチョコレート等を貰った男性が、そのお返しとしてキャンディ・マシュマロ・ホワイトチョコレート等のプレゼントを女性へ贈る日とされている。この習慣は日本で生まれ、中国・台湾・韓国など一部の東アジアでも定着している、欧米ではこういった習慣は見られないという。手紙を送るという意味合いがないのでこれもパス。
「彼岸」の案内はどうだろうか?お寺さんなら「ある、ある」かもしれないが、普通の人たちにとっては遠い記憶の範囲ではないだろうか?「春分」だってことさら文章にする必要性が感じられない。たとえば、
「今日は爽やかな天候に恵まれ、春分の日を満喫して過ごしています」
などという手紙やはがきをもらっても、この人「変わってる」ぐらいにしか思われないだろう。
ということで、使えそうなのは桃の節句ぐらいだ。桃の節句は中国渡来のもので、もともとは「上巳(じょうし・じょうみ)の節供」と言われていて、平安時代日本に伝わり、宮中の「人形遊び」と結びつき「流し雛」へと発展したものだという。

日本の貴族社会の「雛遊び(ひいなあそび)」は大人の遊びだったが、次第に子供たちの世界に広まり、江戸時代の初期に、京都の御所で盛大な「ひなまつり」が催されて以降、江戸の武家社会にも広まり、庶民の間にも定着していったとされている。
初節句は、女の赤ちゃんの健やかな成長と厄除けを願う行事なので、雛人形は、赤ちゃんの災厄を代わりに引き受けてくれるものと考えられている。だから、古くからある物やお下がりの人形ではだめだ。
例文)
このたびは、里子ちゃんの初節句、おめでとうございます。
先日、そちらの方に伺いました折にバラ色の頬をした里子ちゃんが伝い歩きをするのを拝見しました。
子どもの成長は早いものだとつくづく感じました。
このたび、初節句のお祝いにと思い、内裏雛を贈らせて頂きました。
衣裳着雛人形で、絢爛豪華なお衣裳が特徴です。そして、大人びた美しいお顔立ちをした雛人形です。
お気に召せば幸いです。
育児にお忙しい毎日と思います。どうぞお身体をご自愛なされますよう。
※親戚で何を贈るか決めておかないと、ダブってちょっともめるかもしれないので要注意。
さて、3月に相応しい課題とは何だろう?3月3日は「桃の節句」があり、7日は「消防記念日」、8日は「国際女性デー」、14日は「ホワイトデー」、18日からは「彼岸」、21日は「春分」とある。この中で課題にできそうなのは何だろうと考えてみた。
「桃の節句」は妥当な線だろう。「消防記念日」や「国際女性デー」はどうも内容的に堅苦しくて文章にするのが難しい。
「ホワイトデー」はどうだろうか?この日はバレンタインデーにチョコレート等を貰った男性が、そのお返しとしてキャンディ・マシュマロ・ホワイトチョコレート等のプレゼントを女性へ贈る日とされている。この習慣は日本で生まれ、中国・台湾・韓国など一部の東アジアでも定着している、欧米ではこういった習慣は見られないという。手紙を送るという意味合いがないのでこれもパス。
「彼岸」の案内はどうだろうか?お寺さんなら「ある、ある」かもしれないが、普通の人たちにとっては遠い記憶の範囲ではないだろうか?「春分」だってことさら文章にする必要性が感じられない。たとえば、
「今日は爽やかな天候に恵まれ、春分の日を満喫して過ごしています」
などという手紙やはがきをもらっても、この人「変わってる」ぐらいにしか思われないだろう。
ということで、使えそうなのは桃の節句ぐらいだ。桃の節句は中国渡来のもので、もともとは「上巳(じょうし・じょうみ)の節供」と言われていて、平安時代日本に伝わり、宮中の「人形遊び」と結びつき「流し雛」へと発展したものだという。

日本の貴族社会の「雛遊び(ひいなあそび)」は大人の遊びだったが、次第に子供たちの世界に広まり、江戸時代の初期に、京都の御所で盛大な「ひなまつり」が催されて以降、江戸の武家社会にも広まり、庶民の間にも定着していったとされている。
初節句は、女の赤ちゃんの健やかな成長と厄除けを願う行事なので、雛人形は、赤ちゃんの災厄を代わりに引き受けてくれるものと考えられている。だから、古くからある物やお下がりの人形ではだめだ。
例文)
このたびは、里子ちゃんの初節句、おめでとうございます。
先日、そちらの方に伺いました折にバラ色の頬をした里子ちゃんが伝い歩きをするのを拝見しました。
子どもの成長は早いものだとつくづく感じました。
このたび、初節句のお祝いにと思い、内裏雛を贈らせて頂きました。
衣裳着雛人形で、絢爛豪華なお衣裳が特徴です。そして、大人びた美しいお顔立ちをした雛人形です。
お気に召せば幸いです。
育児にお忙しい毎日と思います。どうぞお身体をご自愛なされますよう。
※親戚で何を贈るか決めておかないと、ダブってちょっともめるかもしれないので要注意。