2010年04月05日
Posted by カミロイ人 at
2010年04月05日10:23Comment(0)
書を学ぶ人たち
土曜日は福祉会館で硬筆を教えていた。今回のテーマは「松尾芭蕉 奥の細道 序文」だ。年度初めての講座だったので、見たこともない方が何名か参加していた。名簿を見ると従来からの受講者と、新規の受講者の割合は10:1ぐらい。新規の方はどうも筆ペンを書けるようになりたいと思ってきているようだった。
福祉会館と名がつくだけあって、ここの受講者は体にな何らかの障害のある方ばかりなのだが、みな熱心に学ぼうとする。手が不自由なのにボールペンや筆ペンを練習しようとするのだからその苦労は並大抵ではない。右手が利かなくなったので、左手で文字を書けるようになりたいとか、体の機能を取り戻す一環として文字を書くというリハビリをしたいとか、今まで文字を書くのに気を使ったことがなかったのに書き方を聞いて少しでもきれいな字を書きたくなったという方など様々だ。
私はもうひとつの講座を持っており、同日に実施している。そこは健常者のグループであり、主に筆ペン、時には筆という具合に書を学んでいるのだが、時々福祉会館グループの作品を見せることがある。そのときの感想は「きれいに書けてるじゃないの。えっ、体が不自由な人がこれを書いたの。すごい。私たちもがんばらなくちゃ!」である。同じ書を学ぶものとしての刺激剤として働いているようだ。
今年の目標は「般若心経」全文を練習して清書することだ。特に後半のグループは額に入れて飾るつもりで熱が入っている。そのための用紙はA3を予定しており、これに升目を引くのだが、CADで作る予定だ。
受講者がCADで?いえいえ、それは私の役目です。
福祉会館と名がつくだけあって、ここの受講者は体にな何らかの障害のある方ばかりなのだが、みな熱心に学ぼうとする。手が不自由なのにボールペンや筆ペンを練習しようとするのだからその苦労は並大抵ではない。右手が利かなくなったので、左手で文字を書けるようになりたいとか、体の機能を取り戻す一環として文字を書くというリハビリをしたいとか、今まで文字を書くのに気を使ったことがなかったのに書き方を聞いて少しでもきれいな字を書きたくなったという方など様々だ。
私はもうひとつの講座を持っており、同日に実施している。そこは健常者のグループであり、主に筆ペン、時には筆という具合に書を学んでいるのだが、時々福祉会館グループの作品を見せることがある。そのときの感想は「きれいに書けてるじゃないの。えっ、体が不自由な人がこれを書いたの。すごい。私たちもがんばらなくちゃ!」である。同じ書を学ぶものとしての刺激剤として働いているようだ。
今年の目標は「般若心経」全文を練習して清書することだ。特に後半のグループは額に入れて飾るつもりで熱が入っている。そのための用紙はA3を予定しており、これに升目を引くのだが、CADで作る予定だ。
受講者がCADで?いえいえ、それは私の役目です。
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