Posted by あしたさぬき.JP at ◆

 

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2013年06月03日
Posted by カミロイ人 at ◆2013年06月03日09:37Comment(0)

稽古事を始めるにあたって

 小さい頃から稽古事をしている人を羨ましいと思ったことがないだろうか?自分はそんな事をやらせてもらえなかったという人もいれば、うんざりするほど稽古事に通ったという人もいるはずだ。もちろん両親の教育方針だけの理由ではなく、経済理由にもよるのだろうが、「何か習っておきたかった」という心のしこりがある人は、経済的余裕ができたり、年を重ねてくるとひとつの情熱のように稽古事に熱中するようになる。



 習字、絵画、そろばん、ピアノ、ダンス、バレー、空手、合気道、生け花、お茶、陶芸などのレギュラーものから刀鍛冶、篆刻、香道、細密画などの特殊なものへと趣味の範囲は広がっている。他にも各種各様の稽古事がある。

 しかし、「先生は誰でもいいから習ってみよう」、という人はほとんどいないから不思議なものだ。稽古事を始めようとする人が最初にするのは道具を集めることではない。先生を探すという作業が最初なのだ。もちろん誰にも就かずに頂点を目指せる人もいるが、それは隠れた天才であって、一般の凡人にはとうてい無理な話である。その先生も自分だけで探せない場合とか、知人に紹介状を書いてもらわないと師事できない場合がある。

 今回は知り合いの先生への紹介状の書き方を考えてみよう。

例文)
一筆申し上げます
いつもご指導ありがとうございます。
本日は、私の友人で、先生へ師事したいという女性、鈴木かなえさんをご紹介いたしたくペンを取りました。
私の大学以来の友人で、私とは同い年、同郷人です。
高校時代から念願であった茶道を習いたいとのことで、私に相談がありました。
それならば、技量、品位、信望ともに厚い先生しかないと思いました。
彼女もぜひ先生にということで、ご指導をお願いしたいと思います。
稽古日、持参物、心構えなどは私から出来る範囲で説明しておきますので、よろしくお願いいたします。
後ほど本人より電話をさせますが、まずはご紹介かたがたお願いまで。
これから蒸し暑い季節になりますが、ご自愛の程お祈り申し上げます。
                                     かしこ
 人生は「出会い」であるといわれている。先生との出会いもとても微妙で、縁があれば長くつきあい、多くを学べるものなので大事にしたいものである。