Posted by あしたさぬき.JP at ◆

 

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2014年09月24日
Posted by カミロイ人 at ◆2014年09月24日10:14Comment(0)

やっぱり、予想通りの結果

 秋本番といった気温とたたずまいになってきたが、風邪など引いていないだろうか?まさかデング熱とかエボラ出血熱にかかってくる人はいないと思うが、蚊には要注意。部屋にいても知らぬ間にやって来てぷっくり膨れて赤い肉玉を作ってくれる。かゆくて仕方がない。ホントに迷惑である。



 さて、清玄教室依頼の例の表札の件だが、やはりというか当たり前というか、NGになってしまった。施主さんの言うには、私は古い人間なので、氵(さんずい)を省略してにずいにするのは好きではない?でも、行書で書いて欲しいとのこと。丸みを帯びた字体が好きなのだという。文字も小さめにして、あまり目立たないようにしてほしい。

 氵を行書で書けばどうしてもにずいになってしまうので、本当に古い人間ならばこれでOKのはずだが、これでは子どもが読めないので氵を残る形にして欲しいという。それなら、最初から楷行書で書けばよかったわけだ。そういう細かいところは仲介を入れずに本人に確認するのが一番だ。それができないときには今回のような二度手間が発生する。(三度手間が発生することもある。)

 では持っていったものはどうなったかというと、丁寧に2種類共にコピーを取ったという。一体何にするのだろう?不思議である。気に入らなければ、趣旨に合うものをまた持ってきてと言えば良いだけの話である。見本にして芳名帳の名前書きの練習でもするのだろうか?

 今回はそういう訳で、また半切を切り直し、見本を何枚か書いた。楷書と行書の中間辺りの字である。サイズについては、表札を掛けたときに大きいと思っていたものが、実際は小さく見えたり、あるいは細すぎたりするので、コピーを貼り付けた表札で大きさ、太さを確認してから実際に彫った方が間違いがない。塀の大きさ取り付け面積によってそれぞれ異なるからだ。これが、手書きの表札の面白みであり、市販の出来合いのものとの違いである。要は施主が満足すればそれで良いのだ。取り付けた後、気に入らないから書き直してくれという場合は別料金が当たり前。

 これで、またNGなら書き直すだけのこと。それだけのことである。度重なれば、当然料金も上がる。注文住宅と同じである。最近、川端の民家で庭を直しているのを見かけたが、コンクリートで埋めたり、また掘り起こしたり、大理石を埋めたり、また剥がしたりしている。こんなに作り直していたら一体いくら費用がかかるのだろうと人事ながら心配である。