2013年06月07日
Posted by カミロイ人 at 2013年06月07日13:20Comment(0)

もてなしの礼状

 この世の中、人とのつき合いにはいろいろなものがある。近いところでは近所とのつき合い、親戚とのつき合い、自治会のつき合いなどがある。サークルやボランティアのつき合いもあるだろうし、恩師とのつき合いや同窓生とのつき合いというのもある。世の中一人では暮らしていけないので、様々な人々と交流を図るのが当たり前である。会社においても、上司や得意先とのつき合いは避けられない。

 いや、こういうつき合いは苦手で「ただ一人で誰にも邪魔されずに暮らしたい」という願望を抱く人もたまにいる。「無人島願望」である。普通の人でもこういう「断絶した生活」というのもあこがれるときがあるが、長続きはしない。最初はこの本一冊とCD1枚あれば他は何もいらないとか言うのだが、1週間もすると飽きてしまって、何か刺激のあるものが欲しくなってくる。しかし、無人島はその名の通り離れ小島なので何も手に入れることが出来ない。こうなるとホームシックである。だから、こういう「妄想」は頭の中だけにしておくのが一番である。

もてなしの礼状

 人間はすぐに感動しやすい動物なので、たまたま招かれた友人宅で結構なもてなしを受けたりすると、どうしても一言礼が言いたくなるものである。この例を考えてみよう。

例文)
拝啓 昨日は大変心のこもったおもてなしにあずかり、楽しく愉快なひとときを過ごせました。
本当にありがとうございました。
お言葉に甘えて、ついつい時の経つのも忘れ、ご迷惑ながら長居をしてしまいました。
まことに申し訳なく思っております。
しかしながら、奥様のおいしい手料理、久しぶりの酒杯に何年かぶりに心躍る思いでした。
今度はぜひ拙宅へお越しいただき、このお返しをさせていただきたいと存じます。
まずは御礼のみ申し上げます。この季節の変わり目、ご自愛の程お祈り申し上げます。
                                        敬 具

 招かれるためには、それなりのつき合いが必要である。だから、つき合いのない人から誘われたらご用心。ご用心。


上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。

削除
もてなしの礼状
    コメント(0)