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2018年06月18日
Posted by カミロイ人 at Comment(0)

日本語が書けなくなる?

 前回、書道人口が激減している博報堂のデータを見てもらったが、文字そのものを書きたくない人が増えているという記事を見て、日本語は今後どうなっていくのだろうかと複雑な思いが脳裏をよぎった。
 
 今回の調査は、ヒトメボ編集部の調査で、「自分の字が解読不可能」という恐ろしいタイトルである。
http://news.livedoor.com/article/detail/14880376/

 「自分が書いたメモなのに、後から読み返すと何の文字なのかすら分からないことがあるので、最初からメモしない」という告白から始まって、「バイト先での電話対応の内容のメモを残しておいたら、翌日『未解読』と書かれた付箋が貼られていた」という悲惨な出来事までが紹介されている。そういえば、「か」と「や」が書き分けられずに何を書いているのか分からなかったという話を身近で聞いたことがある。

 また、「油性ボールペンは紙の上でペン先が滑って書きにくい」という驚きの告白をしている人もいた。鉛筆が硬くて書きにくい、筆ペンは先がくにゃくにゃして書きにくいというのは聴いたことがあるが、ボールペンが滑って書きにくいとは初めて聞く。水性ボールペンとかゲルの方が書きやすいという意味なのだろうか?

 宅配のサインは必ず受領印を持って対応するとあるのは、まあ許せるとしても、「人前で字を書かなくて済む環境を作っている」にはあきれてしまう。本人はじを練習する時間が取れないと言っているのか、練習しても変わらないと思っているのかは分からないが、このままでは日本語は片隅に追いやられてしまうことになりそうだ。

 書道の世界では、重鎮たちが老齢で姿を消し、箔の付いていた「書道展」はインチキが暴露されて、人気が無くなり、学校では日本語教育の代わりに英語教育が全面に押し出されてきている現状である。

 字は変えられるというのを信じない世代が増えてきたせいなのかどうかは分からないが、書の世界がどんどん狭まってきているのは確かのようだ。英語は勉強しないで聞くだけで覚えられますというコマーシャルが流れているのだから、書道だって勉強しないで見るだけで字を変えられますという風な教材ができないものだろうか?

 きれいな字が書けるのが特殊技能になっているのならば、それを「セールスポイント」にできるのだから、これは狙い目なのではなかろうか?そして、その意味では芸術書道や子供向け書道よりは楷書を中心とした大人の「実用書道」とか「硬筆」を習った方が得策であることは確かだろう。  


2018年05月20日
Posted by カミロイ人 at Comment(0)

趣味の世界で書道はどの位置にいる?

 博報堂の生活定点というサイトを見ると、1992年から2016年でどのように趣味が変わってきたかが一覧できるようになっている。全体、男性、女性、首都圏、阪神圏というカテゴリーになっているので、書道というものがどのような位置にあるのか覗いてみた。
http://seikatsusoken.jp/teiten/ranking/687.html

 全体では1992年には41位で4.4%。2006年には47位で2.4%。2016年には53位で1.6%である。完全に衰退していく趣味になっている。男性で見ると、1992年には42位で1.8%。2006年には45位で1.1%。2016年には53位で0.4%である。衰退傾向は全く同じ。

 では女性はどうか?1992年には25位で7.2%。2006年には37位で3.7%。2016年には42位で2.8%である。全く同じ傾向で、テレビで書道ブームがどうのこうのと言われているのは全くの幻想だと分かる。誰も彼も書道から遠ざかっているのだ。競技書道がもてはやされることがあるが、パーフォマンス書道は日常ではほとんど活躍の場がない。

 首都圏に希望を託してみよう。1992年には41位で4.4%。2006年には47位で2.4%。2016年には53位で1.6%である。全然伸びていない。最後の希望は阪神圏だが、これはどうなっているのか?1992年には41位で3.5%。2006年には47位で2.8%。2016年には50位で1.5%である。日展などの書道展覧会の不正入賞事件が効いているのかと思ったが、そうでもないらしい。

 ということで、書道人口は毎年激減していることが歴然としたわけだ。理由としては、きれいな字を書きたいが時間がない、やっても無駄な気がする、小学生の時にやっておけばよかった、手が汚れるし、後始末も大変など。

 それでは硬筆はどうなのかというと、どうも同じ傾向らしい。日本で唯一の公認硬筆検定である「硬筆書写検定」の受験者数を見ると、2012年に72,271人だったものが、2016年には66,749人になっている。

 このままでは、毛筆・硬筆は無くなってしまいそうだ。と言われてもやめられない。
   


2017年09月08日
Posted by カミロイ人 at Comment(0)

秋は書の季節?

 先日、DICKに草刈り機の故障でよった時に、出張書道専門店が来ていないかと見渡してみたのだが姿はなかった。まあ、そんなに頻繁に来るわけもないので、そういうものだと納得いていた。家に帰ってみると、郵便受けに東方交易のチラシが封書できていた。開けてみると、例の4割引、5割引の書道商品満載のカタログが入っていた。




 全国的に書道が盛んかといえば、全国展のインチキやひいき出展などで旧来の書道展は衰退気味だが、新企画の高校生書道大会だとかパーフォマンス書道は盛り上がっているらしい。紙を扱っている知人も高校から専用紙の問い合わせが多いと言っていた。新しい波(ヌーベルバーグ)はどこでも盛んらしい。

 それにしても、高松は塩江を吸収してやっと30万都市であって、人口から期待できる販売量は知れている。だが、しかし、スーパーやドラッグストアー、コンビニととどまるところを知らず増え続けている。これはどういうことなのだろうか?書道の先生が多く、書道会が乱立しているのがこの地方の特徴だが、書道を習いたいという人の話は聞くが、成人で教えているところは少ない。というか、子供も大人も実用書道ではなく、展覧会書道を教えているのがほとんどだ。もちろん、書道教室からすれば、これらがなければ趣味の会程度の集まりになり、経営が成り立たないということもあるのだろう。大人であれば、仕事で評価してもらえる、あるいは履歴書に書けるものがほしいだろう。

 そんな折、立て看板の仕事が舞い込んできた。水神様の社前に立て看板を立てるのだという。当然、外で雨風にさらされるのが前提だ。立て看板を見てみたが、このままでは墨が浮いてしまう様だ。表面を紙やすりで削ってなだらかにする必要がある。それで墨は木簡専用を使うとして、雨風対策では膠が必要だろう。書体は任せるとのことだが、楷行書が適当だろう。

 用具をそろえるために書道文具店に行ったところ、店の名前が変わっていた。これについては別の教室に教えに行っていたときに受講生から聞いてはいたが、こんなところにも書の「モダン化」が進んでいるという現実に時代の流れを感じた。「文具生活」が「文具マイスター」になっていたのである。しかもpapierという屋号がついている。

 いずれにしても、時代は流れ、変わって行くのを止めることはできない。ただ従うのみである。そうかな?と思うときはたまにあるが。

  


2017年08月23日
Posted by カミロイ人 at Comment(0)

ファーバーカステルだ

 先日、知り合いの方から「これを使ってごらん」と頂いたものがある。最初は何だろうと思ったのだが、どうもペンケースのように見えた。緑色の結構重たいもので、英語でメーカー名が表記されている。「FABER-CASTELL 」だった。
「わおっ、ファーバーカステルだ!」
 紙のケースを開けてみると中にあったのは木製のペンケースで、銀色のペンはまだ使っていないのかビニールに包まれていた。
 「使えるかどうか、書いてごらんと」いうので、ビニールを破り、メモ用紙に試し書きしてみた。ボールペンだったので、インクも問題なく出て非常にいい書き心地だった。「これ、知ってる?amazonで今見たら9万円の値札がついているようだけど」と言われた。
 よく見ると、何年か前に筆記具を集めていたときに見たことがあるものだった。ドイツのメーカーでファーバーカステルだ。私は数年前から、ファーバーカステル製の鉛筆とボールペンをネット・オークションで落として持っていた。私が持っているのはギロッシュタイプで中世の騎士の鎧を思わせる黒いボディのものだ。
 そのとき、定価が3万円程度のものを1万円余りで落とした記憶がある。そのとき、伯爵コレクションのロジウムタイプも競り落とそうと思ったのだが、入札価格が2万円を超えたので手が出なかった。当時で定価が7万円ぐらいのものだったと記憶している。たぶん3万円出せば、落とせたかもしれない。
 頂いたのはこのタイプのもので、感謝して受け取った。過去に手に入らなかったものが今私の手元にある。不思議なものである。因果は巡るクルクルと。  


2017年06月27日
Posted by カミロイ人 at Comment(0)

田植えが終わって

 この時期は農家は田植えで大忙しだ。昨年までの水口の水門の調子を見て、壊れていたら作り直し、田は隅を耕して、草も抜いておかなければ田植えにならない。トラクターや田植機も調子を見ておかないと,当日立ち往生という事態になりかねない。1年に1回しか使わない機械はいつまで使えるのだろうか?

 今年は、箱苗の籾種は何とか若葉が出てくれたのだが、少し小さい。天候が不順だったせいもあるのかもしれない。まあ、それでも何とか植えることができ、予防もしてやっと一安心の今日この頃である。

 来年には、ちょっと不安なことが出てきている。種子法の廃止に伴って、籾種が入手できなくなるかもしれないのだ。現在農業試験場などでその地方に合った稲が作られてきたわけだが、政府がそのデータを民間(外資)に明け渡して、農業試験場は新しい改良種を作る原資を失ってしまうようなのだ。悲観的な予想では、外資に特許申請されて、現在の5倍から10倍の値段で籾種を購入しなければならなくなると云われている。

 食料の確保が今後どうなっていくかは本当に先が見えなくなってきた。食料が不足すれば、カルチャーに過ぎない「書道」はどうなるのだろうか?二の次三の次になるのだろうか?それとも、マリーアントワネットが言ったように「パンがなければお菓子を食べればいいじゃない」になるのだろうか?EPAも関税95%撤廃との交渉も進行中だし、食糧事情は先が全く見えないというのが本当のところ。

 AIがさらに拍車をかけて、人間よりきれいに処理する世の中になったら、人間のカルチャー全般が衰退してしまうのだろうか?こう考えると、シンギュラリティポイントは2045年ではなく目前である。  


2017年06月18日
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書の大市に遭遇

 水中ポンプのバルブを止める番線処理用のペンチを探しにDICKに行った。店に入るとすぐに書の大市なるものが展示されているのに気づいた。最初に目に付いたのは墨だ。固形墨で3000円ぐらいから15000円ぐらいの金額で桐箱入りだった。ぐるりと回ってみると、各種の筆もあり、液体墨もあり、半紙もあれば、色紙額もあり、表装掛けまであって、さらには毛氈の下敷きもあった。要するに、書を書く上で必要なものが全てあったと言うことだ。

 条幅用のでかい固形墨が気になったので、販売員にあれこれ聞いてみた。中国の墨もあるが、日本の墨もあるとのことで結局5000円の固形墨を4割引で購入した。ついでに小筆の話を聞いていたとき、兼毛筆でイタチの毛のものを勧められた。となりの筆について聞いてみると、何とウサギの毛が使われていて、弾力性に富んでいるという。ウサギの毛は始めて聞くので、どんなものか試してみたいと思って、これも購入。コリンスキーイタチも捨てがたかったが、結局値段に負けてしまった。

 いやはや、ここにはそんな目的で来たのではないのに。人生には寄り道がたくさんあるという実例か?この後、ペンチを買って帰ったのは言うまでもない。後で、ペンチは100円ショップで300円も出せば手に入ることが分かったが、後の祭りである。  


2017年05月01日
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ブラウザを変更して家でもやっとログインできた

 久しく更新できなかった。プロバイダーも変更したので、さあ更新と思ったらログインできなかった。メインはCyberFoxなので、こちらがまず入力拒否、IE11で試すも入力拒否。全く状況は変わらない。GooglelChomeはブックマークが表示できないので派生ブラウザーを探してみた。そうしたら2つ候補が出た。SRware Ironと日本製のKinzaだ。最初にSRware Ironを入れてみたのだが、設定画面を出すとなぜかクラッシュする。こちらの環境が悪いのか、それとも元々そこまで仕上がっていないのか分からないが使えない。次にKinzaをインストールしてみた。

 Kinzaも設定画面を出そうとするとクラッシュする。しかし、SRware Ironよりは使いやすそうだった。それで設定は変更せずにブックマークを作り、このブログのログインを試みた。そうしたらログインできたので、今ここにブログを書いている。ログイン拒否の理由は未だ解明されていないのだが、ログインできたのだからまあいいか。

 というわけで、今まで書けていなかったエピソードを書いていこうと思う。お仕事関係で言えば、お寺の看板を書いて以来、大型トラックの横面に印刷する会社名の原本とか、短冊、色紙、高校・中学の卒業証書、初節句の名前版などを依頼され納品した。そのうち写真付で紹介したいと思っている。

 5月に入り、良い季節になってきたので作品も新しい装いで作ってみたいと考えている。ちょっとしゃれた物ができたらとか妄想を逞しくしているのでこうご期待。  


2016年10月28日
Posted by カミロイ人 at Comment(0)

ログインできない原因判明

 長らくログインできない状態が続いていたが、原因が分かったので、投稿可能となった。
 原因はセキュリティ問題らしく、現在メインで使っているCYBERFOXではどうやっても入れないことが分かった。以前は入れていたので、ブラウザーかあしたさぬきの方で設定変更があったのだろうと思う。HTML5関係の問題か、javascriptあたりの問題だろう。

 あれから、自治会の陶屋神事と本祭があり、神社の石灯籠の張り替えやら、夜間灯の張り替えやらでてんやわんやの9月末から10月初めだった。20年に一度回ってくる自治会主催の陶屋神事や秋祭り、若宮祭りは今年は晴天の下に盛大に行うことができた。御神光も降りてきていて神々の祝福もあったようだ。



 神事に役員として参加して、始めから終わりまで全ての作法を観ることができた。神社は16世紀に建立され、戦前に飛行場を建設するため合祀されたものだが、そのため狛犬、鳥居などは3種類のものがある。それぞれ神社特有の形があるのだが、それがどの神社のものであったのかどうかは碑文が彫られているがどうかによる。それがなければ推測するしかない。

 今回は「御神燈」と「火の用心」「自治会名」を書いたのだが、20年前には親の指示で寄進者の名前や立て看板を書いた記憶がある。宮司さんはその当時のことを忘れていたようで、そのことを話すると、「そうだったかな」と曖昧な返事だった。まあ、私だって昨日の夕食の献立を思い出せないのだから仕方がないだろう。

 神事といえば、22日に石鎚山に修行登山に行ってきた。当日は雨は少ないはずだったが、全力で降りしきる雨が目撃できた。無事に頂上社でお祓いを受け、祈願勤行をできたので、これも石鎚大権現様の御加護を戴いたからかもしれない。予期しない大雨は物事の転機を示すことがあると物の本で読んだことがある。下山して、石鎚神社の打ち出の小槌で幸多い打ち出を行った。

 行事が続いて疲労困憊気味だが、これからよいことが起こると思えば、気分爽快である。  


2016年07月29日
Posted by カミロイ人 at Comment(0)

引き続きブログに入れない状況が続く

 相変わらず家のブログには入れない状況が続いている。一体、どうして入れないのだろう?

 記録してあるIDとパスワードをコピーして貼り付けても、「違います」と言ってくる。正確に打っても同じだ。セキュリティソフトのせいだろうか?一度止めて入力してみようと思っている。ブラウザはIE,cyberfoxx両方ともダメだった。

 プロバイダーの違うパソコンからは入れる。ウイルスだろうか?そんな思いがよぎる。aviraを抜けてくるウィルスソフトがあるのかどうか不明だが?まあ、根気良く調べていくしかない。  


2016年07月28日
Posted by カミロイ人 at Comment(0)

アカウントとパスが通らない

 不可思議なことが起きている。私のパソコンからこのブログにサインインができないのである。こう言えば、読者の方はこう質問してくるだろう。「じゃあ、何でここに書き込みができているのか?」

 実はこの書き込みは別のところにあるパソコンから行っている。つまり、サーバーが違っているのだ。今のところ家のメインコンピュータでしか確認していないので、ほかのパソコンからはサインインできるのかどうかわからない。

 一番困るのは、メインコンピュータに入っている写真を貼れないことだ。というわけで今回も写真は無しである。  


2016年07月26日
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神事が始まった

 今年は自治会の行事で最も大きな催事が控えている。20年ぶりに陶屋神事が回ってきたのである。20年前は父親がまだ存命中だったので、宮総代をしていたこともあり、いろいろなものを書かされた記憶がある。

 灯篭の日の用心や御神灯から始まって、掲示物や石碑の寄付者の名前の元書きなどを書いていた覚えがある。その頃は、神社の祭神についてもよく知らなかったのだが、自分たちが担当するようになって調べる機会ができた。

 三宮神社というのは3つの神社が合祀されてできた神社である。もともとは、鹿嶋、拝師、岩田神社が戦前の空港建設のために合祀されたものだ。現在の三宮神社は鹿嶋神社の元に残りの2つの神社が合祀された形になっている。だから、石碑も3つあり、狛犬も3組ある。片方が口を開け、他方が口を閉じる、いわゆる阿吽の形式である。

 これから10月の本祭に向けて忙しくなる。その前に陶屋の家に神様を迎えるという陶屋神事もあり、記録係として気を抜けない日が迫っている。その上、案内状とか書き物も増えてくる。まあ、なるようにしかならないので心配はしていない。

http://yaokami.jp/1370085/

清玄実用書の世界
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2016年03月16日
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キレイな文字を書くなら?

 前にも文字を書く機械の話を紹介したことがある。代筆してくれる機械「ワードライター」90,300円だ。ラベルライターに似た格好の機械でずいぶん高いと思ったものだ。10万円出せば、今なら結構高級な海外パソコンが買える。まあ、普及はしないだろうと思っていたら、新手の機械が登場した。

 ギズモード・ジャパン2016年3月15日の記事によれば、ペンを持ち、紙に文字を書くマシーンが登場したという。「Axidraw」という名の商品で、マシーンがペンを持ち、実際に文字を書いてくれるというものだ。万年筆からマジックまで市販のペンならほとんどに対応しており、コンピューターで事前に指定した文字をA4用紙に書きだしてくれる。

 「ワードライター」がペンにしか対応していないのを考えれば大変な進歩だ。出荷時に内蔵されているのはフリーのプログラムだが、自分の好きなものにカスタマイズすることも可能という。文字だけではなく、幾何学模様や絵なども描くことができるのはすごい。自分のサインなどを組み込んでいれば、まったく同じ筆跡で再現してくれるという。

 これで値段は5万円だという。お手頃感十分だが、問題は外見である。「ワードライター」はラベルライターのように角の丸まった四角の筐体にうまくデザインされていた。ところが、「Axidraw」はむき出しの機械である。プロッターのような感じで製造現場なら似合うと思われるものだ。しかも、どうもパソコンで指示を出すらしい。マニア向きか?



 いろいろな機械が登場するものである。そのうち、機械の方がいいという人が大半を占めるようになれば、我々は失業である。まあ、音楽もアナログレコードからCDへ、そしてファイルへと変化したのだから時代の趨勢には逆らえない。しかし、機械の同じ文字は読むにはいいが、鑑賞にはたえないだろう。なぜなら、感情がこもっての書だから。

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2016年02月02日
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激震のWindows10強制アップグレード

 今日はびっくりすることがあった。以前から依頼を受けていたお寺の表札のサンプルを見せに行こうとして電話したところ、遠方に出かけているようで、午後の遅くにならないと帰らないとのことだった。ところが、1時間もしないうちに、わざわざ拙宅までお越しいただいたのだった。結局、蔵峰を使ったタイプの表札に落ち着いた。今回は木板に直接書くのではなくて、半切ぐらいの大きさに切った画仙紙に揮毫して、それをヒノキの板にエンボスするのだという。字の形を彫り込むのではなくて、字の周りを掘り出して浮き出す形式にするようだ。前回は別の書家に頼んだのだが、今回は私が揮毫ことになったわけだ。

 同じような依頼で、表札を書いた時には石に刻みこむ形だったので、いろいろあるなあと感心した。この時は掘り込んだ字に墨を流し込んで、目立たせる形をとっていた。この時も10枚ぐらい試作品を書いた。気に入ってもらえたものは1枚だったが、楷行書の特殊版を書いた。

 それはそれとして、もう一つ、びっくりすることがあった。パソコンの話である。パソコンのOSにはWindowsというものが使われているのだが、2月2日にWindows7、Windows8.1は自動更新で一律Windows10にアップデイトするというニュースが流れた。これは、大変なことである。今迄、更新途中で動かなくなったとか、ソフトが使えない、OSの動きがおかしい、元に戻せないなど数々の不具合の報告が絶えないWindows10に強制的にアップデイトするというのである。

 以下の写真を見てほしい。



 唖然である。人の都合などはお構いなしらしい。Microsoftらしいと言えばそうだが、明日は阿鼻叫喚の事態になっているかもしれない。「途中で「変えるかどうか尋ねるから」「31日までなら元に戻せますから」とかメッセージを出すらしいが、後の祭りである。今日、気がついた人は、取りあえず自動更新を切っておくのが最も簡単で確実な自衛策だろう。

 書家だってパソコンを使っているのだから、Windowsが機能しなくなったら腕組みして考えなければならない。いい加減にしてほしい。

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2016年01月21日
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一言集を書いてみる?

 久しぶりの悪天候で体が縮み上がっている。年末までのホンワカ天気から一転して寒気団が粉雪を随伴して襲ってくるというこの頃の天気は異常と言えば異常である。季節の移り変わりがデジタルすぎる。今までは緩やかなアナログ的な季節の移り変わりだったのに。体がついていかない。

 さて、書道の方だが、今年はテーマを与えられてそれを書くような提案がある。一人の作家の一言集のようものを1年間引き続いて書いていくようなものだ。あまり長いと書くのに疲れる人が多いので、短い文章で、かつ、人の心に訴えるようなものが良いという。仏言集もあるようだが、老い先短い我々のような人間はともかく、若い人向きではないだろう。

 人が通ったところに、道は出来る。(カフカ)とか、チャンスが二度も扉をたたくと思うな。(シャンフォール)とか、敗北?私はその言葉の意味を存じ上げません。(マーガレット・サッチャー)とかいろいろな名言集があるが、これを書くとなると一工夫いる。通常、教室では8行の1列17字ぐらいを目安に文章練習をしているからだ。これだと、1行あれば足りる。さて、どうしたものか?

 提案者はあらかじめ絵を用意してその余白に文字を入れることを考えているようだ。確かに、空間把握、文字種の選択、墨の濃度などいろいろ勉強できるが、毎回では飽きてこないのだろうか?それが心配である。



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2016年01月04日
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ジャータカ物語

 あっという間の2015年だった。もう正月が終わろうとしている。今年は申年なのでいろいろな災いや病魔や経済危機など去ってくれればこの上ない。まあ、世の常で、山あり谷ありが人生なのだから、いいことばかりを望んでも成長がない。生きている以上何とかやっていくしかない。

 正月は何時までなのかという話が出るのは、たいてい年賀状の返信期限は何時までなのかと聞いている場合が多い。正月は1月1日だけだ、と言われたらそうなのかと思うし、三が日が正月だと言われればそうだよなと頷いてしまう。なんて日和見なんだろうと反省する人は過敏症だ。

 正月は松の内までとすれば1月7日までだし、旧正月の考え方からすれば15日まで大丈夫だという。極め付きは1月31日までOKというものだ。というのは、正月=1月説というものがあって1か月丸々正月なのだという。

 まあ、現在の慌ただしい生活状況からすれば、三が日が正月なのだろう。でも年賀はがきは7日ぐらいまで許してもらえるだろう。メールで済ませたよ、という人も多い現状からすれば全然問題ない。



 さて、今年の命題だが、申年にちなんでジャータカ物語を色紙に書いてみる課題とした。釈迦牟尼が大猿として生まれて、配下の猿を逃がすために自らロープの一部となったのだが、№2の猿に裏切られ瀕死の重傷を負ったのを見たブラフマダッタ王がボス猿に問いかける場面である。

ブラフマダッタ王はボス猿の下座に座り、詩でボス猿に問いかけました。

  みずからを、踏ませてまでも
  河を渡らせ、皆を救う。
  あなたは彼らの何なのですか。
  彼らはあなたの何なのですか。
  大猿よ。

※これは色紙で書くのがいいだろう。挿絵もあった方が見栄えがする。
参照:http://www.j-theravada.net/jataka/jataka-0407.html  


2015年11月05日
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唇は渇いているか?

 年を取ると疲労が抜けなくなるというのはよく聞く話だ。私も今それを実感している。先月の農作業は4日連続して続き、その後、石鎚山に登ってきたのだが、翌日になって、唇がタラコ状になり、端が切れているのがわかった。
 ああ、疲れているなと思って、ユンケルを飲み、リップクリーム(ローヤルゼリー入り)をつけたのだが、一向に治らない。そのうち唇が切れて血だらけになってきた。コンビニで小学生くらいの女の子が私の方を見て妙な顔をしているのでどうしたのだろうと思っていた。コンビニを出て、お手拭で唇を拭ってみると真っ赤な血糊がついていた。そこで、これは大変な事態になっていることに気付いたわけだ。

 どうも疲れだけではなく、ヘルペス(口唇ヘルペス)のようだと気づいたのだが、始まってもう4日ほど経っていた。以前にもヘルペスになったことはあったのだが、その時は帯状発疹だった。その時も病院に行ったのが4日過ぎだった。医者は「手遅れです」と言い放った。そう言いながら、薬は出してくれた。ただ念を押して「絶対安静です。数日は電話しますから家にいてください」と言った。

 今回は、「疲れすぎです。休養を取ってください。」と言われた。医者が違うので前回のような手遅れ宣言はなかった。唇のヘルペスは厄介で、ものを食べたり、喋ったり、楽器を演奏したりするとすぐに切れてしまう。薬が切れた時点で再診に行ったら、バンドエイドを貼ってくれた。「就寝中は唇が渇くので張ったままにして寝てください。」とのことだった。これで、血だらけで出歩くことはなくなった。



 芭蕉が何か言っていたのを思い出した。中原中也も何か言っていたなあと。

<芭蕉 『枯尾花』>
ただ壁をへだてて命運を祈る声の耳に入りけるにや、心細き夢のさめたるはとて、旅に病で夢は枯野をかけ廻る。また、枯野を廻るゆめ心、ともせばやともうされしが、是さへ妄執ながら、風雅の上に死ん身の道を切に思ふ也、と悔まれし。8日の夜の吟なり

<中原中也 「空しき秋」第十二>
老いたる者をして静謐の裡にあらしめよ
そは彼等こころゆくまで悔いんためなり

 深まる秋は先人の悲壮感を実感させる季節だ。だが、悲壮感は詩だけでよい。現実はただ在るだけで素晴らしいものだから。

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2015年10月27日
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七五三のわらべ歌

 秋が深まり、ハロウィン(ドルイド教の宗教行事)の時期になってきた。先祖の霊やら悪霊やらが跳梁跋扈する日だ。昔はピーナッツ(スヌーピー)の中でしかお目にかからなかったのだが、最近はTDL(東京ディズニーランド)を発端とした「トリック・オア・トリート(Trick or treat. 「お菓子をくれないと悪戯するよ」または「いたずらか、お菓子か」)」と唱えるイベントが全国規模で感染中だ。まあ、日本ではコミケ(同人誌の集まり)でアニメのコスチュームをするのが流行っていたので、その延長と考えれば何の不思議もない。結局、仮装大会のノリなのだ。いつまでこのブームが続くのかわからないが、日本人は意味を全く考えずにお祭り騒ぎをするので、案外長続きするのかもしれない。



 さて、清玄書の世界ではこのハロウィンの歌でも書いてみようかと思って探してみた。だが、案外適当なものがない。まあ、悪霊の跋扈するカボチャ大王の世界に歌はないのかもしれない。

 そこで、ハロウィンはあきらめて、11月の行事を見てみるとボジョレー・ヌーボーの日が出てきた。これは昨年書いたのでボツ。日本的なところでは七五三があった。これは課題になりそうだ。

 昔は「七歳までは神のうち」とされていて、それまでは、神社のお祭りなどで、神様の代役、あるいは神様に近い重要な役目をする事が多かったという。帰りに天神様の神隠しにあったり、死んでしまう子どもあるという例の怖い「わらべ歌」がある。今では知らない人も多いだろう。ハロウィンに行っているからね。

 通りゃんせ 通りゃんせ
 ここはどこの 細道じゃ
 天神さまの 細道じゃ
 ちっと通して 下しゃんせ
 御用のないもの 通しゃせぬ
 この子の七つの お祝いに
 お札を納めに まいります
  行きはよいよい 帰りはこわい
 こわいながらも
 通りゃんせ 通りゃんせ

今回はこれを書いてみることにする。短冊では入りきらないので、やはり色紙になるだろう。
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2015年09月29日
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イサム ノグチの言葉

 台風21号は台湾あたりで猛威を振るっているようだが、この香川にはもう影響はない。秋晴れのいい天気が続いている。そろそろ稲刈りの季節だ。適当に雨が降っているので、水の心配がないのがありがたい。

 さて、紅葉の季節がやってくる。スーパームーンと皆既月食も28日には終わってしまったので、今からその話を話題にするわけにもいかない。というわけで、今回は郷土にゆかりのあるイサム ノグチ氏の和紙の明かりについての話を課題にしたいと思った。ZUTTOの商品紹介には彼のデザインした提灯が紹介されている。これは宣伝ではないのでお間違えなく。



 和モダンというイメージで、どんな空間にも馴染むイサム ノグチのAKARI(あかり)はニューヨークの近代美術館をはじめ、多くの美術館、ギャラリーに展示され、その芸術性は高く評価され、日本の国内のみならず世界中の家庭やオフィスで愛用されている。
 素材の和紙は、岐阜提灯で有名な美濃紙。この和紙は光の透過と反射のバランスがよく、夜はもちろん、昼でも自然光が差し込む部屋ではその存在感が現れる。

 今回の課題はイサム ノグチ氏の言葉である。

これからの公共建築、ビル建築における照明は、点光源から
線光源に変わり、さらに面光源に変わって行くだろう。
しかし、家庭においては照明ではなく、
「あかり」を求められてくるであろう。
その「あかり」はどこまでも点であって、
黄色の点に人々の心が集まってくる。

 さすがに、20世紀を代表する彫刻家、園芸家、照明デザイナーである彼の言葉は心に響くものがある。

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2015年09月09日
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特別展覧会の案内状

 台風ネタはもう終わりかと思っていたが、18号が通過中だ。幸い、香川方面では小雨が続く程度で大した被害は出ていないようだ。少なくとも床上浸水とか、堤防決壊とかいう話は聞かない。稲も穂をつけた段階なので、ここでウワーッと襲ってこられたら目も当てられない状況になったところだ。しかし、野菜はそうはいかず、長雨が続いたせいで発育が悪く、スーパーや産直に出る頻度が落ちているようだ。

 さて、清玄書の世界では、この時期に何を課題にしようかと迷っていたのだが、秋の展覧会をテーマにしてみた。書の展覧会というのもありふれているので、陶器展ということにしてみた。

 デザイン界が東京オリンピックエンブレムで大もめのこの時期に展覧会とはという人もいるだろうが、個人的に発表する地方の個展は何の問題もないだろう。日展の書のパクリ、特別枠の問題からデザイン界のパクリ、順繰り入賞問題と次々の日本の芸術界の病巣が明らかになってきた。特に問題視されたのは見苦し言い訳だった。いつから日本人は恥を忘れる民族になったのだろうか?


 取りあえず、内容を作ってみた。
例文:
陶器展への特別御招待

拝啓 秋冷の候、お変わりなくお過ごしのことと拝察いたします。
さて、芸術の秋に間に合うように熱い情熱と熱い窯で焼き上げた渋い陶器の展示会のご案内を申し上げます。
小鉢、湯呑み、大皿、絵皿、壺、花器など創作陶器の数々の色と形をお楽しみ下さい。
場所は丸亀町ギャラリーです。九月一日から三十一日の午前十時から午後六時まで開催しておりますので、近くにお越しの折はぜひご来場ください。
なお、今回は会員のみの入場となっておりますので、込み合うことはないと存じます。

  平成二十七年九月吉日

 これを、便箋1枚に細筆で書くわけだが、結構な字数があり、かなり手練れでないと書き切れない気がする。まあ、書けない人は、文面を省略すれば済むことではある。ただ、2枚目に書くのは、課題を逸脱する行為である。

清玄実用書の世界 http://milda2t.web.fc2.com/
  


2015年07月28日
Posted by カミロイ人 at Comment(0)

招待状を出すには

 台風12号は幻だった。最初の段階の予想図では九州から四国・中国を抜け、近畿から関東、そして東北へという前人未到のコースだった。前回の11号で畑が全滅したので、今回の12号で完全に野菜はストップかと思われたが、沖縄九州にはお気の毒だったが、香川は全然問題なかった。消滅したのである。まあ、一度消滅しているので幽霊台風というべきか?

 さて、今回の清玄実用書の世界では、8月の課題として何を取り上げようかと迷っていたのだが、残暑見舞いは書いてしまったし、はがきが続くのも問題だし、かといって長文の課題は受講者に負担がかかりすぎる。教えているコースは健常者だけでなく、身障者もいるので、できるだけ取り組みやすいものがいいだろうと考えている。



 そこで今回は、洋封筒横書き、招待状1枚という構成を考えてみた。表書きは横書封筒なので、縦書きより曲がりやすい。上に曲がる人もいれば、下に曲がる人もいる。薄く下線を書いて、揃えたほうが無難である。もっと他の方法があるのだが、この方が万人向きである。ただ、文字のなぞり書きはお奨めしない。

 さて中に入れる招待状だが、こんな文面はどうだろうか?(ちょっと曖昧にしてある)

  避暑地での歓談会のお誘い

 蒸し暑い日が続きますが、皆様にはいかがお過ごしでしょうか?
 この季節を乗り越えるため、山間の温泉地で歓談会を開こうと計画しています。
 この温泉で夏バテの身体を癒し、現地でのおいしい食事とワインを頂くことで、日々の気苦労を吹き飛ばしてくれる効果があります。
 ぜひ、ご参加いただき、旧交をあたためたいものです。場所、費用、日程につきましては後日連絡させていただきます。今回は、この企画に賛同かどうかのご返事を頂けたらと思います。

 ご賛同いただける方は、わたくし吉原までご連絡を頂ければ幸いです。

※仲良しグループや、親戚、あるいは同窓会などいろいろなケースがあると思うので、文面をひねってみたらよいと思う。
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