2013年07月05日
Posted by カミロイ人 at
◆2013年07月05日09:03Comment(0)
法事に招く
日本では亡くなった人の冥福を祈って家族、親戚が集まって法要を行う習慣が残っている。通常四十九日法要を以って満中陰を迎えるといい、俗に言う「忌明け」になる。この日に納骨埋葬を兼ねることが一般的である。
この後、以下のように法事が行われる慣わしとなっている。昔は葬式や法事は大事(おおごと)だったが、今は祭儀場が大半の手配事を代行してくれるので、随分と家族や親戚、自治会の人の負担が減っている。
百ヶ日、初盆、一周忌、三回忌、七回忌、十三回忌、十七回忌、二十三回忌(*二十三回忌、二十五回忌、二十七回忌のいずれか)、五十回忌(弔い上げ)
ものの本によると、追善のための7回の法要は仏教に由来するが、百ヶ日、一周忌、三回忌は、もともとは中国の風習だという。 さらに、七回忌以降の法要は日本で付け加えられたもので、1600年代に始まった檀家制度に起源をがあるとのことだ。

今回は三回忌の法事の案内状を考えてみよう。
例文)
拝啓 晩夏の候、皆様にはますますご清栄のこととお喜び申し上げます。
さて、来る八月二十七日は、亡き父京香院水犀樹居士の三回忌にあたります。
つきましては、同日午前十一時より菩提寺山王院にて、心ばかりの法要を営みたく存じます。
ご多用中のところ誠に恐縮ではございますが、ご参会賜りますようお願い申し上げます。
なお、法要の後粗宴を差し上げたく存じますので。ご出席の有無をご一報頂ければ幸いでございます。
まずは右御案内申し上げます。
敬 具
法要後の粗宴も昔は自宅で振る舞っていたものだが、最近は近くの宴会場を利用することが多くなった。核家族化や共働きが進み、家にいる人が少なくなっていることもあって時代の流れを感じる昨今である。そういえば、家には納屋にしまい込んである客膳一式が残っている。もう使うことがないだろうが、世の中は変われば変わるものである。年を取ったせいだろうか、その辺のことが気になる。
この後、以下のように法事が行われる慣わしとなっている。昔は葬式や法事は大事(おおごと)だったが、今は祭儀場が大半の手配事を代行してくれるので、随分と家族や親戚、自治会の人の負担が減っている。
百ヶ日、初盆、一周忌、三回忌、七回忌、十三回忌、十七回忌、二十三回忌(*二十三回忌、二十五回忌、二十七回忌のいずれか)、五十回忌(弔い上げ)
ものの本によると、追善のための7回の法要は仏教に由来するが、百ヶ日、一周忌、三回忌は、もともとは中国の風習だという。 さらに、七回忌以降の法要は日本で付け加えられたもので、1600年代に始まった檀家制度に起源をがあるとのことだ。

今回は三回忌の法事の案内状を考えてみよう。
例文)
拝啓 晩夏の候、皆様にはますますご清栄のこととお喜び申し上げます。
さて、来る八月二十七日は、亡き父京香院水犀樹居士の三回忌にあたります。
つきましては、同日午前十一時より菩提寺山王院にて、心ばかりの法要を営みたく存じます。
ご多用中のところ誠に恐縮ではございますが、ご参会賜りますようお願い申し上げます。
なお、法要の後粗宴を差し上げたく存じますので。ご出席の有無をご一報頂ければ幸いでございます。
まずは右御案内申し上げます。
敬 具
法要後の粗宴も昔は自宅で振る舞っていたものだが、最近は近くの宴会場を利用することが多くなった。核家族化や共働きが進み、家にいる人が少なくなっていることもあって時代の流れを感じる昨今である。そういえば、家には納屋にしまい込んである客膳一式が残っている。もう使うことがないだろうが、世の中は変われば変わるものである。年を取ったせいだろうか、その辺のことが気になる。