Posted by あしたさぬき.JP at ◆

 

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2013年07月31日
Posted by カミロイ人 at ◆2013年07月31日14:41Comment(0)

所用あり

 親戚の法要の案内状が来ると、カレンダーをめくってこの日は大丈夫だろうか?と心配になることはないだろうか?親戚の少ない人や都会に出ている人はあまり関係ないと思うかもしれないが、地方では法事は大切な行事なので、案内があれば出席が原則だ。本人が出られなければ代理に妻か長男と相場が決まっている。もちろん長男がいなければ長女でもよい。

 たまたま、何かの事情で本人が出席できないときには電話するか、手紙を書くか、するのが普通だ。あるいは法事が重なって出席できないときもあるので、代理で出てもらうか、それとも断り状を書くかで悩むことになる。



 あなたもいつかはこのような不測の事態になるかもしれないので、その時に備えて文章を考えてみよう。清玄実用書道の会ではこのように例題を通じて書に触れることを願っている。

例文)
拝復 来る九月七日、亡きお父上様七回忌の御法要にお招きいただき、誠にありがとうございます。
 ご生前はひとかたならぬお世話になりましたので、ぜひとも参列したいのですが、あいにく社用で出張せねばなりません。大変申し訳ないのですが、失礼させていただくことになります。当日は関東の地でご冥福をお祈り申し上げております。
 同封のものは、はなはだ些少ではございますが、ご仏前にお供えくだされば幸いです。近いうちに参上させていただきまして、改めてご供養申し上げたいと存じます。
 末筆ながら、皆様によろしくお伝えくださいますようお願い申し上げます。
まずは、右不参のお詫びまで。
                                                     敬 具
 
※冠婚葬祭は降ってわいたような新鮮な驚きと悲嘆との繰り返しである。これらの行事を通して人間として成長していくことが求められている。これは避けては通れない道でもある。