2012年11月13日
Posted by カミロイ人 at
◆2012年11月13日09:42Comment(0)
マニュアルは参考程度に
中心線を引いたのに、文字が揃わなかったり、思ったよりも小ぶりな文章になったり、あるいは大ぶりの文章になったりするのを避けることができるのだろうか?「できる」と書いたではないかと言われそうだが、「解決策はある」と書いているのであって「個人にとっての絶対」ではない。
このあたりが理解できないと、「方法さえ知っていれば何でもできる」と勘違いする人をたくさん産んでしまう。いわゆる「マニュアル主義」で、その通りにやれば必ずできると教え込まれている人たちが信じている新興宗教だ。マニュアルは点数でいえば60点(及第点)~80点(上位点)に達するように書かれたものだ。それ以上は、各自の工夫とか才能、性格などが加味されて90点~120点という風になるわけだ。
書道のように実技ができなければ無意味なものは、方法を知っていても活かすことができない場合が多い。たとえば、自転車に初めて乗る人は、マニュアルさえ読んでさえおけば、転倒せずに走れるだろうか?まず、止めを外した自転車自体にうまく乗れないのではないだろうか?そういうことなのである。
だから、聞くだけ聞いて、あるいは読むだけ読んで、全部分かったつもりになっている人は及第点どまりになる可能性が高い。及第点に達している人はまだいい方かもしれない。全く手つかずの人が、先に先に進んでいくことの方が恐ろしい。書のテクニックは、自分で書いてみて、一つ一つ確認していかねばならない。自分には合わないものも出てくるかもしれない。人はそれぞれ体の大きさ、手の大きさ、筆記具の違いなど同じ条件で書いているとは限らないからだ。
さて、今回の主題だが、中心線を書いたのにうまくいかない例をどうするか?の解決策を考えてみよう。実は、線を増やすというのが解決策なのだ。もちろん、初心者や研究者のために考えられた方法なのでいつまでもそれに頼っていては書道にはならない。
線を増やすとはどういうことかというと、中心線以外に外形線の幅を取ってやるのである。これも何を言っているのかわからない人がいるかもしれないので、下図を参考にしてもらおう。詳しい説明は次回に。
このあたりが理解できないと、「方法さえ知っていれば何でもできる」と勘違いする人をたくさん産んでしまう。いわゆる「マニュアル主義」で、その通りにやれば必ずできると教え込まれている人たちが信じている新興宗教だ。マニュアルは点数でいえば60点(及第点)~80点(上位点)に達するように書かれたものだ。それ以上は、各自の工夫とか才能、性格などが加味されて90点~120点という風になるわけだ。
書道のように実技ができなければ無意味なものは、方法を知っていても活かすことができない場合が多い。たとえば、自転車に初めて乗る人は、マニュアルさえ読んでさえおけば、転倒せずに走れるだろうか?まず、止めを外した自転車自体にうまく乗れないのではないだろうか?そういうことなのである。
だから、聞くだけ聞いて、あるいは読むだけ読んで、全部分かったつもりになっている人は及第点どまりになる可能性が高い。及第点に達している人はまだいい方かもしれない。全く手つかずの人が、先に先に進んでいくことの方が恐ろしい。書のテクニックは、自分で書いてみて、一つ一つ確認していかねばならない。自分には合わないものも出てくるかもしれない。人はそれぞれ体の大きさ、手の大きさ、筆記具の違いなど同じ条件で書いているとは限らないからだ。
さて、今回の主題だが、中心線を書いたのにうまくいかない例をどうするか?の解決策を考えてみよう。実は、線を増やすというのが解決策なのだ。もちろん、初心者や研究者のために考えられた方法なのでいつまでもそれに頼っていては書道にはならない。
線を増やすとはどういうことかというと、中心線以外に外形線の幅を取ってやるのである。これも何を言っているのかわからない人がいるかもしれないので、下図を参考にしてもらおう。詳しい説明は次回に。
